いと〜まんの日常

島づくりに生きた記録

パラダイムシフト

鎌倉に来ている。

かねてから、惹かれるものがあるこの街。

ゲストハウスの楽しさを教えてくれた街でもある。

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三宅島での事業を始めて4年弱が経つ。

ゲストハウス島家が生まれ育ってきた。

数えきれない思い出を共有してきた場所になった。

宿という機能のおかげで、

出会える人の幅がグッと広がり、

事業としてのかたちも形成されてきた。

 

そんな中でも伸びきれない停滞間。

その原因を掘り下げてみる。

 

それもそうだ。

24歳で「勢い・想い」で起業・移住。

当時何も持っていなかった。

そして現場で必死に這いつくばってきた。

当事者として大切なことを学んできたが、

何も持っていなかった分、

やはり足りないものがいっぱいあるのだ。

 

このまま続けるだけでは、

正直伸び代に限界がある。

 

事業の目的は東京諸島を守ること。

その手段は、

質の高い、

面白い仕事を、

地域に産み出していくこと。

 

だとすると、

長い目で見ると、

もっともっといっぱい勉強しなきゃいけない。

経験しなければいけない。

出会わなければいけない。

 

現場の仕事に追われている現状。

島にただいることだけに囚われなくてもいいのかな、と。

だって目的は島にあるんだもの。

そこは変わらないから。

ある時そう、スッと抜けた感覚があった。

そしたら視野は一気に拓けた。

あ、

これがパラダイムシフトなのか、と。

 

その中で、

飲食業界の一線で活躍している方々とのありがたい出会い。

島も好きになってくれている方々。

こんなちっぽけな島の小僧にも対等に向き合ってくれる。

 

ここは瞬発力。

この方々の漕ぎ出す船に乗ってみて、

吸収しまくる期間を作りたい、と。

 

これまではなんとなく、

人の船に乗るのは苦手だった。

でも今は、

尊敬できる誰かのために頑張れるって、

ワクワクする。

 

というわけで、

少し島にいれる時間が減るのですが、

たくさん学んできます。

それを島に還元していていきます。

 

こういう話をなかなか島の方々にできていないのが心残り。

会えた方々からお伝えしていきたいと思います。

 

詳細はまた。

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